友の結婚。

今週末、山口の時からの友達が結婚する。
僕はいまカナダにいるわけで、当然出席は出来ないのだけれど、ほかの友達から「何かコメントを」と言われている。
素直に、「おめでとう」と言いたい。
祝福を伝えたい。


二人が出会って、思いを一つにして、死ぬまでともに歩む。
それは本当に尊いことだ。
そしてその「尊さ」は、式のきらびやかさの中にあるのではなくて、むしろそれに続く新たな日々、退屈でさえある日々の中にあるのだと思う。
異なった環境に育ち、異なった人格を持った二人が、一つの生活を始める・生きるということ。
それが死ぬまで続きうるものであるとしたら、それが奇跡でなくて一体何であろうか。


だから、そういう新たな日々のはじまりは、すべからく祝福で始められるべきだ。そう思う。


記念すべき日にその友と楽しいひとときを過ごすことは出来ないけれども、海の向こう側から、せめて言葉で祝福を伝えたい。