丸激 上祐史浩氏登場。

第289回のマル激トーク・オン・ディマンドのゲストは上祐史浩氏(アーレフ代表)。
個人的には「とうとう出てきた」という印象。
最近、宮台先生の『サイファ!』を読んだばかりだったので、興味深く話が聴けた。


近代社会が前提とする人間と、ありうる人間とのずれ。
近代が許容しうるロジックと、ありうる<世界>とのずれ。
宗教が指し示してしまう近代の向こう側と限界。
宗教体験が指し示してしまう「近代人」の虚構と向こう側。


その向こう側にしか価値を見出せない人に、近代の側からは何を語る事が出来るのか(あるいは出来ないのか)。
その両岸に橋を架けることは可能か。


個人的には、一キリスト者としての私のあり方を再確認させられた。

気流の鳴る音―交響するコミューン (ちくま学芸文庫)

気流の鳴る音―交響するコミューン (ちくま学芸文庫)