Social Studies

「会話・交際が減ってきている日本人」

『図録▽会話・交際が減ってきている日本人』(社会実情データ図録) 男女差だけでなく、全般的に会話・交際の数が減っている。 最も少ないのは、平日の中年男性(平均8人)。 コミュニケーションの内実の変容がはっきりと読み取れる。 「会話・交際」のなか…

Japan pledges to cut suicide @ news.com.au

遅きに失した、という感はありますが、ようやく政府が自殺対策を具体的に進めるようです。 JAPAN'S government has pledged to cut the country's suicide rate - one of the highest among industrialised nations - by 20 per cent in 10 years in a propo…

無原則社会における宣教のためのメモ。

missionに関するレポートを書くために、いろいろなテキストを読んでいる。 missiologyの中心的な関心事は、様々な文化のなかで、いかにしてキリストのおしえの本質を伝えるか、ということに集約できると思う。 その際、「host country/societyの文化を良く知…

宗教心理学研究会ニューズレター vol.6 2007

日本から届いた荷物の中に、表題のニューズレターが同封されていたので読んだ。 宗教心理学はまったくの素人なのだけれども、何かしら学べることはあるだろうと思い、入会している。

Canadian intellectuals.

カナダ国籍の有名な学者といえば、筆頭にあがるのがマーシャル・マクルーハンでしょうか。メディア論―人間の拡張の諸相作者: マーシャルマクルーハン,栗原裕,河本仲聖出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1987/07/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 381…

Optimist Manifesto.

オプティミズムとは、まったくもって「意志」の問題なのである。死や病を免れ得ない人間にとって、悲観主義こそ「自然」で「生来」なものなのであって、オプティミズムとはそれを超えていく意志のことなのである。「これから直面する難題を創造的に解決する…

西部邁氏、保守思想を大いに語る。

日本で今「保守思想家」として通用している人は、転向右翼が多い。 清水幾太郎がその有名なケースだ。 こうした「転向」といったことに、かつて僕は、その思想的一貫性の無さに軽蔑の念をもっていたのだけれど、今はそうした転向を再帰的で自覚的な思想的営…

Sushi police.

双風亭日乗さんのところに、「寿司ポリス」の話題が出ていました。 何でも、「ニューズウィーク日本版」の2007年2月14日号で、 松岡農水相が正しい日本食を認証する制度をつくろうと言いだしたことをうけて、組まれた特集 http://d.hatena.ne.jp/lelele/2007…

宮台真司 dialogues×blog ロングインタヴュー

↓に収録できなかった後書きに代えて、ロングインタヴューが掲載されています。宮台真司ダイアローグス〈1〉作者: 宮台真司出版社/メーカー: イプシロン出版企画発売日: 2006/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (23件) を見る…

「美しい国」の一端。

「死ぬな」の先は。

第293回 マル激トーク・オン・ディマンド "いじめを無くすためにまず私たちがすべきこと" ゲスト:内藤朝雄氏(社会学者・明治大学助教授) 子どもの自殺について、日本ではいろいろと言われているようだ。 生活空間が学校空間にほぼ限られてしまっている日…

学校って何だ。

日本のニュースをみると、子どもを日本で育てることの困難を伝えるものが多い。 いじめ。児童虐待。子どもをねらった犯罪。ひきこもり。 最近では、教師が生徒のいじめを「煽った」として、方々から袋叩きにあっているようだ。 もちろん、この事例に関してそ…

丸激 上祐史浩氏登場。

第289回のマル激トーク・オン・ディマンドのゲストは上祐史浩氏(アーレフ代表)。 個人的には「とうとう出てきた」という印象。 最近、宮台先生の『サイファ!』を読んだばかりだったので、興味深く話が聴けた。

希望学 on podcast

「希望学」研究の中心におられる玄田有史さんが、JFNのpodcasting programに出演しておられます。 8/11に前編後編あります。 なかなか面白いです。玄田先生、けっこう話しますねぇ。 微妙な語尾上げが気になります(笑)。 ラジオ版 学問のススメ 以下、聴い…

ケチ。

今日も今日とて、教科書にケチをつけながら読んでいる長介です。 なんかひとつ分かった事がありまして。 「なんでこう、今ひとつ神学の説明の仕方に納得がいかないのか」ということに関して。 とどのつまり、”議論の反証可能性があるかどうか”ということなん…

日本社会学会 報告題目

完全なる自分用メモ。 リンク先。以下、気になる報告。

阿部謹也氏、死去。

西洋社会史研究家の阿部謹也氏が亡くなっていた。 東京新聞の記事はこちら。 阿部氏の作品では、『教養とは何か』、『「世間」とは何か』をよく読んだ記憶がある。 輸入学問と日本の学問は形容される事があるけれども、欧米での成果をもって日本の「民度」を…

「自殺を防ぐため、私たちにできることは」

毎度ながらの「不機嫌な日常」さんからの転載でございまする。 なお、黒字強調はワタクシによるものです。 【連合通信社・情報懇話会21】第 166回例会のご案内 *テーマ 「自殺を防ぐため、私たちにできることは」 −−成立した「自殺対策基本法」を活かすため…

「関係の絶対性」

日本FEBC『原理主義を乗り越えて』(晴佐久昌英神父、『あなたに話したい』) 「あらゆる出会いにおいて、すでに私の右の頬は打たれている。」 晴佐久神父 「中東問題」は、「中東の問題」なのではない。 それは、テロリズムの恐怖にどこかで常にさらされて…

自殺率の国際比較

こういうサイトは、見てて飽きませんねぇ。 「社会実情データ図録」 暗いテーマでなんですが、「自殺率の国際比較」という図表がありました。 図表を見ていただければすぐに分かりますが、日本の自殺率は旧ソビエト連邦に属していた国についで世界10位と、大…