Sushi police.

双風亭日乗さんのところに、「寿司ポリス」の話題が出ていました。
何でも、「ニューズウィーク日本版」の2007年2月14日号で、

松岡農水相が正しい日本食を認証する制度をつくろうと言いだしたことをうけて、組まれた特集

http://d.hatena.ne.jp/lelele/20070213/1171312458

とのことです。


僕もカナダに居ますから、こっちでの日本食の受け止められ方には、最初はびっくりしました。
「それ寿司じゃなかろうもん」と。
テリヤキソースかければいいってもんじゃないと。
っていうか、韓国料理屋やないかと。


でもまぁね、文化伝播なんてそんなもんだろうと思いますよ。
仮にauthenticな日本食をカナダ人に提供した所で、きっと彼らは醤油をだばだばかけて食うだろうし、緑茶に砂糖を入れて飲むだろうし。
結局の所、商売だからなぁ。
顧客のニーズに合うかどうかの問題だと思うけどね。
しかも決めるのが国ってどないやねんと。
雑煮だって国内でバラバラやないかと。
日本政府がオーソライズしたところで、そこに食いつくのは一部の日本マニアと在外日本人くらいのもんじゃなかろうかねぇ。
そういう、文化的ナイーヴさというのは、一体何なんだろうかと思う。