文化系トークラジオ life 1/6「ラジオ」特集

TBSラジオ life 1/6「ラジオ」特集
下記は、聞いた感想および個人的なメモ。
ネットラジオは既存のラジオのフォーマットに近づいていく。
ポッドキャスティングは、つまるところラジオのハードディスクレコーダー
ネットラジオで稼げているところは、今のところ皆無に近い。
スポンサーをつければ「良質」な番組をつくれるが、スポンサーへの配慮が必要になり、結局既存のラジオと変わらなくなる。
「誰に届けるのか」:しゃべり手と受け手との関係
「音声」の強さ:プロパガンダ・ツールとしての音声メディア(軍国主義から民主主義へ)
「届く」という印象の与える不思議
声は言葉の意味以上を伝える。
ラジオは一対一のメディア。
タイムラグの有無が既存のラジオとネットラジオの大きな違い。
ネットラジオの弱点は、「内輪ばなし」になってしまう危険性がある。
局単位でファンになるのがラジオの特徴。
「ラジオで鍛えられた芸人は全然違う」(明石家さんま
一番刺激があって安価なメディア。
テレビでは視聴者はマス。ネットは作り手のマスターベーション。ラジオは作り手と聴き手の共作。
「音の文化」。
技術環境の変化(パケット通信の進歩で車移動中にダウンロードできる、など)。
サブカルチャーとラジオの親和性。
アメリカでのTV・ラジオキャスターの政治性。一方で日本のキャスターの非政治性(原稿読み)。
「お茶の間のテレビと子ども部屋のラジオ」という時代。
アイロニーとしてのラジオジャーナリズム(三木鳥郎?)
「制限のあるメディア」の渇望感。
サブカルチャーのハブとしてのラジオ。
便利であるが故の渇望感の欠如(ネット)。
厳しい状況であるが故の、好き勝手できる状況。
ピンチのメディアからこそ面白いものが生まれるはず。