"The Mission of God"二周目。
二周目しました。
とりあえず読書メモ。
- 宣教の中心にあるのは、神の性質。
- その神の性質は、きわめてmissionalなものである。
- この神の性質は宣教の分野において基礎通底音となっている。
- 言い換えれば、宣教の根本的な主体は神。
- ご自身(の存在)を全世界に知らせることが基本的な神の性質。
- この視点によって、聖書全体、契約、神の民の選びとその目的、がはっきりしてくる。
- いわゆる大宣教命令は、より広い(聖書全体)コンテキストの中の一つに過ぎない。それを強調しすぎて他を見ないことの危険。宣教の狭隘化。
- 神の普遍的な救いの成就は、契約・選びの具体性によって世界に座標軸を持つ。
- 言い換えれば、歴史的具体性をもたない抽象的な救済ではない。
- centrifugalとcentripetalは相補的な宣教の動き。
- 宣教の観点においても、イエスにおいて神の姿は完全にあらわれる。聖書的根拠。
- 偶像は存在するのか、しないのか。ヤハウェとの比較においては存在しない。その個別信仰者にとっては、存在しうる。
- 言い換えれば、ヤハウェは比較対象外の存在。絶対的・圧倒的な存在。
- 全ての民にとって真実な神である自分の存在を正しく知らせることが神の性質。それゆえに、偶像崇拝はまちがった信仰の姿とされる。
- 逆に言えば、異教徒は神へのアプローチを誤っている。宣教が異教徒にも必要な根拠。
- 異邦人へのあかしとしての選び。
- 神の似姿としての人。コミュニケーション能力と責任。
- 全ての人が宣教の対象。人種、民族、宗教問わず。
- イスラエルの選びは、それ自体が目的ではない。favorismとは大きく異なる。
- 全ての歴史は神の支配の下にある。
- イスラエルと異邦人の区別は、神の視点において、最終的には無くなる(語弊のある言い方)。
- 弟子達の世界宣教の働きは、イエスの働きに根拠を置く。
三周目必要っぽいですなぁ。
The Mission of God: Unlocking the Bible's Grand Narrative
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