collaborationという魔法

僕は楽器が出来ない。
でもバンドが好きだ。
ロックバンドが好きだ。
バンドには物語がある。
言い換えれば、物語のあるバンドが好きなのだ。


一人ひとりの才能それじたい、素晴らしい。
しかしそれらが何かに向かって結集していく、陳腐な表現だが力をあわせていくという姿は、ただ単純に美しいと思う。
そこには協同が生むケミストリーがある。


物語の無い今日。
あるいは既存のフォーマットを使い古した物語があふれる今日。
それらをブレイクスルーするのは、一人の天才の仕事なのかもしれない。
けれども、それ以上に僕が魅力を感じるのは、collaborationという魔法だ。


100s: 希望