今日の黙想。

そこで、わたしは言った、「主よ、いつまでですか」。
主は言われた、
「町々は荒れすたれて、住む者もなく、家には人かげもなく、国は全く荒れ地となり、人々は主によって遠くに移され、荒れはてた所が国の中に多くなる時まで、こうなっている。」
イザヤ書6:11-12

神からの言葉を託された預言者イザヤ。
それは、彼自身は言うまでもなく、彼の愛する故郷そして神の御座であるはずのエルサレムの没落と破滅の言葉。
「いつまで」このような恐ろしい言葉を語らねばならないのか。
「いつまで」このような恐ろしいことが起こりつづけるのか。
それは、そこに希望が絶え失せるまで。

「これらの事が起こりはじめたら、身を起こし頭をもたげなさい。あなたがたの救いが近づいているのだから」。
ルカによる福音書21:28

破滅、それは将に来たらんとする希望の暁。