Resident Aliens.

Resident Aliens: Life in the Christian Colony

Resident Aliens: Life in the Christian Colony

『旅する神の民』再訪。
これめちゃくちゃ良い本。精読するに足る本ですね。


(4/28追記)
キリスト者が、社会的カテゴリーとしてのものでなく、ほんとうにキリストにある者として生きるとき、どんな社会にあっても「異質な人々」にならざるをえない、ということ。
このことを様々な角度から論じています。
北米のキリスト者にとっては衝撃の一冊だったでしょうねぇ。
今もきちんと読み続けられているのでしょうか。そうであることを願います。


日本社会においてこの本の内容はどのように受け止めればいいのか。
ある意味ですでに「異質な人々」である日本のキリスト者は、そこに「安住」しているようなところがないかどうか。
そしてそのcolonyは一体何のためにcolonyであるのか、ということ。


「我々はコンサヴァティヴでもリベラルでもない、ファンダメンタリストでもポストモダニストでもない。神の約束に生きる新しい民だ!」という憤りに似た感情を文章から感じます。